2008年2月15日 湯布院 玉の湯


湯布院御三家の宿といえば『玉の湯』『亀の井別荘』『山荘無量塔』ですが、今回は両家の両親へのプレゼント
なので、いろいろ考えて『玉の湯』を選びました。
といって、御三家のうちどれでも問題はなかったのですが。(笑)

聞くところによると、お料理は玉の湯、お部屋は無量塔、お風呂は亀の井、と評価されているらしく、
納得!!『玉の湯』のそのお料理ったらもう、、、お味はもちろんどれも美味しかったのですが、
お品数も多くて、さすがのわたしも完食できず・・。 何品か残してしまったほどです。
これまで行ったどの御宿より、お食事はピカイチでした。

両家共に長寿祝いなので鯛のお頭でも別注しようかと思っていたのですが、
御宿の方のアドバイス通りにキャンセルにして大正解でした。
もし注文したとして、せっかくの鯛のお頭も間違いなく誰も一口も入らず、お飾りで終わっていたことでしょう。それほど、たっぷりお腹もふくれる大満足なお食事でした。


お部屋はすべて離れで、つくりも広く、内風呂として檜風呂も付いています。
わたしたち夫婦は一番遠い場所を選び、両親たちは大浴場の露天風呂に近いお部屋をご用意しました。

お部屋の設えでいちばんのお気に入りは、木製の窓枠。
もし一軒家を建てるとしたら、大きな木枠窓!!
と思っているほど、憧れです。
(生涯憧れで終わりそうですが(笑))

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では、記念の写真を一気に並べます。


暖炉のあるこちらのお部屋でチェックインをします。

あったかい玉露と、お手製の柚菓子をいただきながら、お食事のメインディッシュを選びます。

5種類の「早春のメインディッシュ」から、スッポン鍋と和牛の炭火焼にしました。



こちらが、わたしたちのお部屋『桃花』




大浴場並みの洗面室には、びっくり。
バスタオルもどっさり用意されておりました。
右手のドアがお風呂、正面のドアがおトイレです。
おトイレも広くて、あったかかった。。

浴室内はとてもシンプルで、よくみかけるシャンプーのセットなどはいっさい置かれていません。
(洗面台にアメニティはありますが)
そしてまた、ここでも木枠の窓に感激(笑)


こちらはキッチン、というのかな。
冷蔵庫と流し台も設置されてます。

流し台もコンロもまったく使わず。




迷子になりそうなほどでした。




こちらが、両親たちのお部屋の、縁側。 二家族とも同じ設えです。




チェックイン後、二人でお散歩へ出る時に撮った正面玄関。



亀の井別荘にある食事処と、金鱗湖。




さー、いよいよお食事です!!  
本来は部屋食なのですが、6名一緒に会食できるよう和室のお部屋を用意していただけました。
肝心なお料理はというと、いつものごとく飲み食いに夢中で、全てカメラにおさめるなんてことムリでした。
というわけで、ほんの一部です。

こちらの、おから。最高に美味しかったです!
母たちも揃って大絶賛。
こんなに上手にできたらなぁ・・・と何度も何度も
唸りながら食べてました。
(笑)

いやホント、こんなおから食べたことないです!!

お酒も「熱燗」と「ぬる燗」なんてわがままな注文したのに関わらず、ちゃぁんとリクエスト通りに出てきました。
しかも こんな姿で。

「徳利も温泉入ってるみたいだな」と父達も喜んでおりました。


こちらは、和牛の炭火焼。こんな土鍋で出てきました!
6人全員に分けてくださったのですが、これが3人前?!てくらいのボリュームでした。
お肉も柔らかくってジューシーで・・・もぉ、言葉では・・・


スッポン鍋と、デザート。
鍋は最後の雑炊まできちんといただきました。「旨い」「旨い」と全員絶賛。


食べきれなかったお料理の中から、お煮付けと、しそおにぎりをお夜食に用意してくれました。

お部屋に戻って来たら、 すでにテーブルの上に♪


フロントで貸し出してくれるCD。
やはり、クラシック系やラウンジ系が多かったです。




食後はまず露天風呂を堪能し、浴衣姿のまま『Nicol's Mar(ニコルズバー)』へ。
こちらは、午後はカフェ、夕方からバーになります。

ニコルズバーの由来ですが、C.W.ニコルさんが玉の湯にたびたび宿泊された時に、ゆっくり飲めるバーがあるといいのにな、というリクエストから作られたお店だとか。C.W.ニコルさんのお写真も飾られておりました。

夫はウィスキー、わたしは久しぶりのネグローニをいただきました。
温泉上がりの一杯・・・暖炉の灯りを眺めながら、格別でした。




夜の玄関。
バーの帰り道、ほろ酔い気分で撮りました。   右写真:ふら〜っと歩いてる後ろ姿は、わたしです。


フロントに飾られてあったお雛様。

こんな写りでごめんなさい・・



暗くなって、ますます迷子になりそうでした。  
「どっち行ってるの?! こっちこっち!」と何度も夫に・・・(笑)






ちなみに、寝室は洋間で、ベッドです。(もちろん木枠(笑))



そして翌朝。
まずはひとっ風呂♪ そして、朝食へ。 

朝からまたゴージャスでした。
といっても、内容はシンプルな日本の朝ご飯。
ただ、どれもこれも食材がいちいち上質さをうかがわせ丁寧なお味という感じなのです。
お漬け物ひとつとっても、ただならぬ美味しさ。
わたしは特に、お味噌汁の味噌の味に感激でした。

夫だけ洋食で、あとは5人皆和食を選びました。 
写真は、ほんの一部です。
夫のパンやサラダも味見させてもらったけれど、何度も言いますが文句つけようなしで美味しい!




こちらは、露天風呂。 



朝の由布岳と、『玉の湯』の風景。





地元人にとっても憧れの御宿『玉の湯』
こんな機会でもないと、なかなか泊まることもないでしょう。

両家の両親も、とても喜んでもらえて、わたしたちもフンパツした甲斐があったというものです(笑)

残るは『無量塔』と『亀の井』か。 こうなったら、湯布院御三家制覇してやろうではないか!
な〜んてね。

「今度またみんなで、どこか旅行に行きましょう」と約束して別れたのでした。

よい記念に、そしてよい思い出になりました。


★☆★
ちょうどバレンタインの翌日だったので、父達にチョコを、そして母達にも焼き菓子をプレゼントしました。
去年は、義父に贈ったチョコが100倍にも化けて、それはそれは超ビッグなホワイトデーとなったのですが、
果たしてうちの父。。ホワイトデーなんてちゃんと覚えてられるのかしら・・?(爆)



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