2008年9月15日〜9月18日 東北旅行〜秋田・乳頭温泉の巻〜


★東北旅行記バックナンバー


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かなり興奮ぎみにアップした【仙台&ふふふの巻】から、
ちょっとクールダウンして、秋田の乳頭温泉
へと向かいます。

この日は、乳頭温泉『鶴の湯』にて一泊となります。


こちらは、夫のリクエスト。前々からず〜〜〜っと、このお宿に泊まってみたかったそうです。
(次に向かう『能登屋』も同じく)

温泉好きな夫(わたしもね)は、なかなかの秘湯好きでもあるのでした。

今回の東北旅行は、実はこの二つの宿に泊まりたいがために夫が組んだもので、
宿の手配から何から何まで、すべて夫仕上げ(まあ、それはいつもだけど(笑))

いちお、わたしにも「ここでいい?」と聞いてはくれたものの、
んなもん、「いやだ」なんて言えますかいな。
夫が長年行きたかった温泉地。憧れの宿。しかも、長年のお努めのおかげでいただいた休暇あってのこと。
夫のすきなようにさせてあげたいではないか。

なのにわたし、

「え〜〜〜〜〜〜、ここぉおおおおお?」  

ほんと鬼嫁です。


ま、そんなこんなで。とっとと本編へとまいりましょう。


ここからは、さら〜〜〜っと短めに旅行記をまとめますね(できるんだろか...)

   


この、長〜〜〜いトンネルの途中で、秋田県に突入〜
トンネル出てすぐ カメラ構えてたのだけどやっぱりブレブレ。。

 
ここはどこ・・?  名前わすれた 田沢湖が見下ろせました


信じられないようなくねくね山道をどんどんどんどん、、

さあ着きました!


まさに、秘湯ってかんじ。かなりの山の中でした。

レンタカーでよかった・・・


 
フロント(?) がわからず、あちこち ウロウロうろうろ

   
入り口正面
こんなかんじに並んでます

 

 
わたしたちの部屋がある「三号館」入り口

     
まずスリッパに履き替えて
階段をあがり
中廊下をまっすぐ


 
じゃーん! 六畳一間 テレビも冷蔵庫もありません 洗面所もトイレもありません(共同)

 
61番です

   
なつかしい電球  浴衣とタオル そして歯磨きセット
時代を感じさせる布箱にお裁縫セット
なかなかですね


荷物を置いて、すぐに外へ出ました。

することないんだもん(笑)


この日はとても暖かくて、日差しがきつい。
おもいっきり日焼けしそうでした。


でも、気持ちいい。


 



散策を終えたら、さっそくお風呂だ!


泉質の違うお湯が4つあります。 混浴は、露天一つのみ。

お湯は若干ぬるめ。

早い夕方だったので、
運良くわたしはどこも貸切状態!

おかげで、のんびり入れました。


 
混浴の露天にて。夫の入浴シーン!(お見苦しいものをスミマセン)
誰もいなかったから入りたかったけど・・さすがにねぇ。こうカンカン照りじゃあ丸見え〜
でもね、女風呂の裏側から合流できるんです。 暗くなって、こっそり入りました。
もちろん、オッサン達に混じって。

 
もひとつ女性用の露天


湯上がり妻

   


 
日が暮れて
お風呂にも入ったし、

ご飯食べるしかありません。


     

囲炉裏のある広間で、いただきます。

さすが、山の中。山菜やら煮しめやら。
唯一生ものは・・・川魚。


静か〜〜な食卓でした。 皆さん、ほとんど会話なく食べておられました。

食事は楽しく!がモットーのわたしたちは差しつ差されつで、ケラケラ笑いながら、
・・ ちょっと浮いてた?(笑)


やまめの塩焼きにかぶりつく妻

おでこ、てかってます。



静かな(楽しい)食事を終え、飲み干した酒瓶持って記念撮影


   
部屋に戻ると、
お布団が敷かれてありました。
 
足の踏み場は、ありません(笑)

敷き布団一枚と、重ぉい掛け布団
昭和のにおいがしました。


窓際でローション塗る妻→



湯上がりに飲んだ秘湯ビールなるもの


 



その後またお風呂へ行き、さんざん浸かって、もうほかにすることもなく。
『消灯〜〜〜!!』
すみやかに就寝となりました(笑)

でもなんだかつまんない。 まだ夜は長いじゃ〜〜〜ん。


ねぇねぇ、こんな宿に泊まってるとさぁ、なんだか駆け落ちカップルみたいじゃん?(うきうき)
あ、サスペンス劇場だ! (サスペンス劇場ごっこずきなわたし)
逃亡中の犯人と、追っかけるデカ!! わたしデカ!!!
「ジャッ ジャッ ジャーーーーーーン♪」 (ここから即興ストーリーのはじまり)

が、ちっとものってこない夫。

『うんうん・・』
『はいはい・・』

眠いみたいです。  それもそのはず・・運転しっぱなしだったもんね・・

んじゃあ、 こわい話大会しよっか♪ と次の手を打ったものの、
言い出しっぺのくせに コレといってネタがなく・・・(稲川淳二の顔しか浮かんでこない)

仕方ないから、替え歌唄って、寝ました(爆)



早く寝たら早く目覚める 健康!!快食!!



以上、初めての東北の温泉、しょっぱなは、秋田県の乳頭温泉『鶴の湯』でございました〜


こちらの宿へ行くことになったとき、すぐ思い浮かんだのが、熊本の『地獄温泉』でした。
2年前、夫に連れられて行った、山奥のシブイシブイ温泉宿。

その宿も、トイレや洗面は共同で、しかも部屋に鍵すらなく(障子!)、天井は大きな穴があいていて覗かれてるような気さえ。
雨漏りのシミなんてのもふつう。
テレビはいちおあったけど。
貴重品入れもいちおあったけど、でも、鍵が壊れてて使えなかったし。

そういうお宿を経験していたので、今回もへっちゃらでした。

でも実は・・生まれて初めてそんな宿へ連れて行かれたときは(拉致されたかのような気分)それはそれは・・・・
いちいちに、「うっそーーーー!!!!!」と文句たらたらでした。

部屋にトイレがないなんて・・部屋に鍵もかけられないなんて・・隣の部屋のくしゃみが聞こえるなんて・・

なんなのよぉぉおおおココはっ!!! (怒)

そんなわたしを、夫はうれしそうにヘラヘラ笑いながら見ておりました。

そしてひとこと、

『ここの良さがわからないようじゃあ、温泉ずきとは言えんな(へっへっへ)』

負けん気の強いわたしは(意味違う気がするけど)、じゃあ好きになってやろうじゃないの!!!

と、心を入れ替え、満喫することにしたのでした。

するとどうでしょう、

あらま、楽しい♪(爆)

あれ以来、すっかり、こういう秘湯が好きになったのでした。


とかいいながら、本当は、お部屋にトイレも付いて、部屋食で囲炉裏を囲んで食事できる『本陣』に泊まりたかったんです。。
が、満室で取れませんでした。
聞くところによると、大人気のお部屋らしく数ヶ月前から予約でいっぱいなんだとか。
唯一空いていたのが、トイレもねー囲炉裏もねー、イッチバン狭くてイッチバンお安い部屋だったのでした。
いちお、『キャンセルが入ったら(本陣)、連絡しますね』と言ってくれてたのですが、予想通り、 ナッシングぅ〜でした。

ちなみに、1泊2食で、8,550円!(一人)
ビールやお酒の追加オーダーしても、 二人で21,000円でお釣りがきました♪  すばらすぃ!!!


*『地獄温泉』の日記を、過去記事にてアップしてます。よろしかったらどうぞ♪ →★


『地獄温泉』と『鶴の湯』 の大きな違いは、テレビがあるかないか、くらいかな。
お湯は、正直いって、『地獄温泉』の方がよかったです。
食事も、正直いって、『地獄温泉』の方がよかったです。(これは好みかな)
ロケーションは、ほぼ同等です。

遠い東北の地で、もう一度あのときの楽しさが味わえたことが、何よりよい思い出となりました。

ずぅずぅ弁も聞けたしね♪


では、次に、山形県・銀山温泉へと向かいま〜ス♪



:::::つづく:::::


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