わたしたちが滝から戻ってくるとき、お年寄り夫婦と出会いました。
おばあちゃんが、わたしに声をかけてきました。
「■&%○$#〜...?」
わたしはまったく聞き取れず、「え?」と思わずきょとん。
もういちどおばあちゃんが聞いてきました。
「■&%○$#〜...?」
やっぱり聞き取れなくて、固まってしまうわたし。
すると後ろから、おじいちゃんが「滝は遠いですか?」
ああ!!滝ですか!!滝ならすぐそこですよ、すぐそこ!
慌てて答えました。
おばあちゃんが「△¥~£°*〜」と笑顔で頭を下げました。
わたしも、笑顔で会釈をしました。
夫に笑われました。わたしがあまりにきょとんと固まっていたものだから。
ショートコント見てるみたいだった、て。
助けてくれればよかったのに〜〜〜と言うと、わたしの反応がおもしろくてわざと見守っていたそうな。
でも、希望通り生の東北弁が聞けて、お話もできてよかったじゃん!
うん、わたしもそう思いました。