2008年9月15日〜9月18日 東北旅行〜山形・銀山温泉の巻〜


★東北旅行記バックナンバー


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秋田で迎えた朝は、さすがに少し冷えました。
前日のポカポカ陽気がうそみたいに、ひ〜んやり。半袖ではちょっと寒いかな?

でも、そんな朝のお風呂がまたサイコーなんですよね。特に露天。

朝風呂を堪能し、朝ご飯を済ませたらすぐに出発です。 『鶴の湯』をあとに、今度は山形県へと向かいます。


その前に、ちょっとこちらに立ち寄ってみました。

   


角館歴史村

   
『青柳家』         詳細はこちらをどうぞ→

   
かなり時間かけて見て回りましたが、

すべてが見事でした

 
伊能忠敬よりも40年前に描かれたという日本地図


   
角館でしばし過ごしたあと、
さーーて、またまた高速です

   
ひたすら走ります。




そろそろお腹すいたぞ〜〜ってことで、うどんを食べたかったのだけど、
まったく見当たらず!
仕方なく入った『幸楽苑』 が、
おいしかった〜〜〜〜!! こちらの老舗なのかと思ったら、違うのね。
夫は 東京で しょっちゅー食べてるとか。


 
腹ごしらえしたら、またすぐにしゅっぱーつ! (運転手〜は夫♪)
 
 
さ、もうそろそろです!


そうです、次に向かう温泉は、山形県の銀山温泉。銀山温泉についてはこちらを→

思ったより、早く着きました。といっても、やはり4時間かかりましたが 。


 
じゃーん! 銀山温泉であります


   
大正ロマンの湯の町


   
ここが、わたしたちのお宿『能登屋旅館』


 
際立つこの風格。登録文化財に指定された建物です。


 
これは名乗り看板というもので、創業時の当主の名前だとか

 
九州代表!


 


『能登屋旅館』は、『千と千尋の神隠し』に出て来る『油屋』の原型と言われているそうです。そんな雰囲気の佇まいでしょ?
それを知って、行く前からもうわくわくでした。そして、この目で見て、うむ。たしかに。

こちらの女将さんはご高齢の方なのですが、「女将があの巨頭の魔法使いか ? いつ化けるんだ?」なんて冗談言いながら(失礼!)
わくわくうきうきしながら、館内の探検をしていたのでした。



   
わたしたちのお部屋
   

 
窓を開けると、川


今回は、トイレも(シャワー付!)冷蔵庫も洗面台もありました(笑)

実はこのお部屋は、他のお客さんのキャンセルで運良く取れたのです。
こちらも大人気のお宿なので、いつも予約でいっぱいです。
特に川沿いのお部屋は大人気で、なかなか取れないとのこと。(料金も高くなります)
山側のお部屋しか取れなかったわたしたちは少々がっかりしながらも、
キャンセル待ちに希望を繋げながら・・(たぶん無理だろうなと諦めつつ・・)旅をすすめていたのです。
するとなんと、 仙台から岩手へ、くるみんこさんに会いに行く途中にその吉報が入ったのでした。
くるみんこさからの吉報につづき、その日は超嬉しい日となったのでした。

しかも、キャンセルが入ったそのお部屋は広々〜
景色もよく、ほんとに ラッキーでした♪



   
談話室。こういう小部屋が各階にありました。





   
彫られた飾りや文字が目を引きます


 
こちらは、真向かいのお宿ですが、営業されてないようです 一層、佇まいが風情溢れていました
夜になったら一斉に灯りが付いて、ドンチャン騒ぎがはじまったりして・・・・
終始『千と千尋、』が離れませんでした(笑)


 
お宿のすぐ裏に、滝がありました

 
ベトナムといい東北といい、なんだか滝づいてる♪

 
気持ちよかった〜〜〜!!



わたしたちが滝から戻ってくるとき、お年寄り夫婦と出会いました。
おばあちゃんが、わたしに声をかけてきました。
「■&%○$#〜...?」
わたしはまったく聞き取れず、「え?」と思わずきょとん。
もういちどおばあちゃんが聞いてきました。
「■&%○$#〜...?」
やっぱり聞き取れなくて、固まってしまうわたし。

すると後ろから、おじいちゃんが「滝は遠いですか?」

ああ!!滝ですか!!滝ならすぐそこですよ、すぐそこ!
慌てて答えました。

おばあちゃんが「△¥~£°*〜」と笑顔で頭を下げました。
わたしも、笑顔で会釈をしました。

夫に笑われました。わたしがあまりにきょとんと固まっていたものだから。
ショートコント見てるみたいだった、て。
助けてくれればよかったのに〜〜〜と言うと、わたしの反応がおもしろくてわざと見守っていたそうな。

でも、希望通り生の東北弁が聞けて、お話もできてよかったじゃん!
うん、わたしもそう思いました。



 
これは貸切家族風呂の『洞窟風呂』 最初に入ったお湯です


 
男女別の内湯と、露天風呂付大浴場が一つ(男女入れ替え) お湯は熱め



 
食事は部屋食。なんだか久しぶりに、向かい合ってゆっくりいただきました。
前夜の『鶴の湯』よりは品数も多く趣向を凝らしたお品書きでした
が、特記するほどのものはなく・・(^_^;)
 


   

待ってました!  この風景


   
これを見たかった! といってもいいくらい

 
つるかめ夫婦

 
ここはなんだろ?と気になっていたこの建物、『藤屋』という高級旅館です。
昼間もかなり目立っていたのですが、ライトアップされてますます 、異色ぶりを発揮。
外壁には旅館名なども何もなく、入り口もどこなんだか。レトロな風景の中いきなりのモダン建築でした。
後で知ったのですが、女将さんは外国人で、テレビや雑誌などでもよく紹介されているとか。
ちなみに、一泊ン万円。
お好みですけど、んんーーーーどうなんでしょ。わたしは、この町にこれは・・・いかがなものかと思いました。
余計なお世話ですね。

 


お風呂、散策、お風呂、食事、お風呂、、、のんびりのんびり過ごしました。


朝ご飯


 
パトロール犬もいました


 
出発のとき  もう一度記念撮影



以上、初めての東北の温泉、二日目は、山形県の銀山温泉『能登屋旅館』でございました〜


乳頭温泉も銀山温泉も、それぞれに風情があってなかなか素敵でした。
秘湯として人気が高いのも、頷ける感じ。

でも、正直な感想をいうと、 、

まだ東北2つだけしか知らないくせに・・
しかも全国の素晴らしい温泉地もまだまだ知らないくせに・・
いきなりこんなこと言っちゃうけれど、

やっぱり九州ってサイコー!!
食べ物もおいしいし。。

あらためて、地元故郷の良さを、再確認できた旅でもありました。

そして、温泉の宝庫である故郷大分県を、あらためて素晴らしく思いました。

別府とか由布院とか、 大分県だということをご存知ない方も多いんですよね。(福岡とか熊本と間違われること多し)
でもそれは、わたしも一緒。九州のことは知っていても、本州のことになると、情報がぐしゃぐしゃになってたりするし(笑)

とにかく、幼い頃から温泉に囲まれて育って来た自分たちを、恵まれてたんだなぁと、つくづく。

なのに、「温泉いきたーーーい!」っていつも叫んでた気が。(いまもだけど)
灯台下暗しっていうのか、案外そういうもんですね。

いつか、地元の温泉巡りでもしてみようかと思います。
まずは『別府八湯』からでも。

ちなみに、『別府八湯』とは、八つの温泉郷【 別府/浜脇/鉄輪/明礬/観海寺/亀川/柴石/堀田】を総称した名で、
湯の町別府は、源泉数、湧出量ともに日本一。世界に11種ある泉質のうち、放射能泉を除いた10
種が湧き出ているという、
世界に誇る温泉地です。(観光協会の人間ではありません( ̄w ̄)ぷっ)

せっかく素晴らしい源泉があるのに・・・・もっと頑張れ〜〜〜別府!!


ちなみついでにもうひとつ。お湯だけでいうと、実は嬉野温泉が大好きだったり・・(佐賀県だけど(笑))
それは、『日本三大美肌の湯』だから?ぶぶ


ともあれ、
初めての東北へ第一歩、足を踏み入れることができて大感激です。
日本は広いんだなぁ、て純粋に思いました。

新しい出会いや発見も、また楽し。
やっぱり、いいですね、旅行って。


では、さいごにおまけで『おかま』を〜♪       おかまってな〜〜んだ♪



:::::つづく:::::





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