2008年8月23日〜9月1日 ベトナム 8泊の旅〜マジェスティック滞在編2〜


★ベトナム 旅行記バックナンバー


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ベトナム旅行の楽しみの一つだった、メコン川クルーズとクチトンネル見学。
二つセットで、
プライベートツアーを予約していました。
一日でメコン川とクチトンネルを回るのは、ちょっとハードですが、頑張ってきました〜。

現地ベトナム人のガイドさんが案内してくれました。

朝8時に、ホテルのロビーで待ち合わせ。
軽くごあいさつして、さっそく車に乗り込みます。


ガイドのミャーさんは、30代半ばの男性で、
日本語学校で日本語を学んだそうです。
日本へまだ一度も来たことなくても、それなりに
話せるものなんですね。
(かなりカタコトではありましたが(^_^;))

運転手さんのお名前は、、、忘れました。。
ちなみに車は、フォードでした。
 

まず最初に向かったのは、クチトンネル。ベトナム戦争中にベトコンが掘った地下トンネル網です。トンネル内には寝室や食堂、手術室なども。複雑に入り組んで、まさに迷路です。
*クチトンネルについては、こちらを参照ください→



ガイドブックなどでよく見かけるこの光景!さっそく夫が入ってみました。
観光客用に、いくらか大きめに作られているそうですが、それでもギリギリ。
先に入っていた欧米人の男性は、自力で脱出不可能でした(笑)

*左から順にご覧ください

   
なぜか笑顔で入ってく夫・・・

そして、すっぽり。


わたしは、、、遠慮しときました(^_^;)
 
これは、落とし穴  
こうなります↓
   
落とし穴
   

トンネル


 
実際にトンネルの中に入ってみました。
長さ30m、60m、100mの3段階で出口がありますが、二人とも30mでギブ!
真っ暗だし、天井は低いし狭いし、息苦しいし・・・前進するのにやっと!!
「ぜひ100mにチャレンジしてみてください♪」なんて笑顔でミャーさんは言ってたけど・・
んなもん、ムリッ!!
   
それでも、笑ってピースサイン
こっちも笑顔・・・
脱出したときは、汗びっしょりでした
   
   
こういったマネキンもたくさん
   
   
なんか、とけ込んでる・・・
 
   
実際に使われていたアメリカ軍の戦車
   
   

実弾射撃もやってきました
夫はハワイで経験済みらしく、ウキウキモード

わたしは、ホンモノの銃を撃つなんて
生まれて初めて・・・しかもライフル

ヘッドホンをつける時の顔は、
まさにひきつっておりました

・・・ ものすんごい迫力でした・・・
   
拳銃ならコルト45やリボルバー、そしてライフル、さらに機関銃。
お金さえ払えば、好きな銃を選べます。
機関銃が撃てるなんて、驚きました。さすがに一番高かったので手を出しませんでしたが、
今思うと、もったいなかったかな。。観光客が機関銃撃てる国なんて、他にあるかしら?!!
 
   
最後に、ベトコンの携帯食タピオカをいただいて、クチトンネルは終了。



メコン川へ向かう前に、昼食です。ツアー客でいっぱいのレストラン。
このルートで食事ができるのはきっとここだけなんでしょうね。

 滞在中はサイゴンビールもよく飲みました

  <ランチメニュー>
  揚げ春巻き
  手長エビのグリル
  フライドエレファントフィッシュ
  名物 風船餅
  花海鮮なべ
  ベトナム風チャーハン
  デザート 旬の果物

   
ちょっとグロなこれが、

フライドエレファントフィッシュ

でも、おいしいの〜〜〜!

パイナップルや香草、麺などを
ライスペーパーに一緒に包んでいただきます

真剣な顔でむしってる顔→



ちなみに、左手首に装着してる腕時計みたいな
ごっつい物体が、虫除け専用のやつ
ガンダムウォッチと名付けてました

これが「名物 風船餅」

めっちゃおいしかったです!!



↓作ってるところ↓
   
まるでジャングルの中のレストランでした
   

おいしいランチでお腹いっぱいのあとは、いよいよメコン川へと出発です。
車窓の景色を眺めているうち、うっつらうっつら。。二人とも、後部座席で寝ておりました。。
助手席では、ガイドのニャーさんも(笑)

メコンデルタあたりは、さすがにホーチミンとはえらく景色も空気も違います。

人々の暮らしはとても貧しく、 若い娘のほとんどが(10代で)、お見合いして1週間後とかに、
台湾などの農家へ嫁いでいくそうです。
(金品と引き換えに。ひとことで『人身売買です』と、ミャーさん)
そうでもしないと、家族は生きのびて行けないのです。


 
さーーー メコン川クルーズの始まり〜〜

   

ツアーのほとんどはメコン川→クチトンネルの順番が多いらしく、わたしたちが到着した頃には、
他に観光客は誰一人いませんでした(笑)
ふつうは、 午後から天候の変わりやすいメコン川は午前中に観光するそうです。
ランチを食べたレストランに居た大勢のツアー客たちは、 すでにメコン川観光を終え、
クチトンネルへと向かう途中だったんですね。わたしたちは、まったく逆をいってるってわけ(笑)


   
おかげで、船も貸切状態〜
   
船上生活をしている人もたくさん  そのほとんどが、犬を飼ってました
   
   
ここから、タイソン島へ上陸です
   
   

島にも、犬がたくさん。
でも、この犬たちは、食用なんです。
書こうか書くまいか迷ったのですが。
ベトナムでは、猫も犬も食べるそうです。
ホーチミンで見かけた犬たちも、同じく。太らせて、繁殖させて、売るんだそうです。
「酒のあてに最高にうまい」と、言ってました・・・


実は、ホーチミンに着いてすぐ、犬をあまり見かけないことが気になってました。
ペットショップの在処を聞いても「ない」というし、デパートの中でそれらしき店を見つけても、
カラー&リードがほんの数本ずつと、埃をかぶったわずかなおもちゃくらいしかなく。。

「犬は食べるもの」と知ってしまった後、路上で、狭いケージに何匹もの子犬たちが閉じ込められ
売られている光景を見てしまいました。
子犬たちは、それはそれは愛らしく・・・・ 
写真撮る?と夫に聞いたら、 「つらいから、撮るな」
見たくない。正視できない、と。

その後一度だけ、散歩をさせている風景を見かけました。なんだか、ホッとしました。
でも、その子も、もしかして売られていくのかもしれない・・・
後にも先にも、犬の散歩風景に出会ったのは、その一回きりでした。


中国でも食べるし、日本だって昔は食べてたし、、文化の違いなのだから仕方ない、とは言え。
さすがに、ショッキングでした。
書いてると悲しくなってくるので、ここらで。(気分を悪くされた方は、ごめんなさいね)

   
   
   
   
   

民族音楽の演奏もあり  たとえ観客が二人きりでも(笑)

 

何を歌っているか、わかるかな?
   

さーー、いよいよメコン川下りです♪
   


これがやってみたかったのぉ!

グッドタイミングで、スコールも!!
大きなビニールを頭からすっぽりかぶって、
大粒の雨に打たれながら、
それはそれは楽しかったです♪


だから、メコン川は午前中に観光するわけね(笑)

   
   
その他、ココナッツキャンディ工場や、ローヤルゼリーの試食などなど体験し、帰路へと。
 
   

 

帰りの車窓からの景色
夕方にかけて、バイクも次第に増えてきます  車のドアの真横スレスレで走り抜けて行きます

   

ホテルへ帰って来たのが夕方。シャワーで汗を流したら、晩ご飯だ〜〜〜♪

こちらは、ツーリストにも人気の『ソングー』
シーフードのレストランです

おいしそうに写ってたお皿だけアップしました

そして、看板の前で記念撮ゥエイ♪

   
   
サイゴン川ディナークルーズ船
あまりそそられなかったので、乗らず
   
   
ライトアップされたマジェスティック
   
   
食事のあと、ホテルの「BREEZE SKY BAR」へ行ってみました。
こちらはサイゴン川が一望でき雰囲気満点、ということで宿泊客以外のお客さんも多いのだとか。
タイミングよく空いていたテラス席で、のんびりお酒をいただきました。
が、突然の雨! それもまたいいんですよね。
   


そんなこんなで、夜は更けてゆくのでありました。



:::::つづく:::::