2008年8月23日〜9月1日 ベトナム 8泊の旅〜ソフィテル滞在編〜


★ベトナム 旅行記バックナンバー


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ベトナム最後の滞在先は、「ソフィテルプラザサイゴン」 マジェスティックとはまたがらりと趣きも違うホテルです。
ここへ二泊して、ベトナムとはお別れとなります。
   
 
これまた空調が利いていて、我が家に居るより涼しかったり。


シャワーブースが付いていたのですが、あまり使い勝手がよくなかったので、一度しか使用せず。
でもお湯の出は、ここが一番勢いあったかも。


 

この日の夜は、『クアン94』で食事。ツーリストにも地元の人にも人気の有名店で、カニがメインです。
マネっこで、同じような名前の店が並んでいるので、
ニセモノには要注意です。


人気メニューを一通り食べてみました。
特にチャーハンはイチオシらしく
一口ほおばった瞬間、
顔がぐしゃぐしゃになりそうなくらいの笑みが!
文句なし美味しい!!

無駄口叩かず(笑)すごい勢いで
一気に 食べあげてしまいました。

というのも、実は暑かったのもあって。
なにしろ、クーラーなんてないし、
入り口ドアなんて大解放だし。
汗だくで食べましたよ。

そんな様子を見て、わたしたちに向けて
大きな扇風機をスイッチ入れてくれました。
やさしいのね♪


     
翌朝は、ルームサービスで朝食を。全て写りきれてないですが、すごい量でした。さすがのわたしも、朝からこの量は完食できズ。


ベトナム旅行も終盤となり、日中はほとんどショッピングメインで動いておりました。
どこへ行っても、必ずと言っていいほど日本人を見かけます。
特に、アオザイのオーダーメイド店や雑貨屋さんには若い女の子たちばかり。大阪弁や九州弁が飛び交っておりました。

わたしも、雑貨屋さん巡りは大好き!いちいち足が止まります。
でも夫は、さすがに飽きてきたようで (笑) それもそのはず、どこもかしこも同じような商品ばかりなんだもの。
価格も判で押したように同じ。あとは値引きの交渉次第?
でも歩き疲れてくると、値引きもどうでもよくなってきたりも(笑)


     
二日目のディナーは、フレンチ。ソフィテルのフレンチが美味しい!ということで、予約を入れて行ってみました。
『ロリヴィエ』
”舌の肥えた外国人から評判の高い”と
ガイド本にも絶賛で紹介されていたレストラン
楽しみにしてたのです。

・・・・が、なんだこりゃ。ズッコケでした。
はっきり言って、まずい。

あくまで、わたしたちの口には合わなかった、
てことですが(^_^;)

本気で不安に思いました。
自分たちの味覚がズレすぎ??
体は肥えてきても舌は肥えてないんだ・・

たとえそうだとしても、
こればっかりは仕方ない(笑)
まずいものはまずいんだ!!
遠慮せず、残しました。

なのに、
いっちょまえ以上にお高いときたもんだ。
今回の旅行で最高に高価な食事でした。


あればっかりは、お金を捨てたようなもんだな
と、後々の会話に。
でもま、それも旅の思い出ってことで♪

←それでも笑顔で(曇ってるけど)
ワイングラス片手にカメラ目線の夫婦。

 
さ〜いよいよ、ベトナムともさよならの日となりました。
ホテルの屋上から



 
最後の最後、旅の疲れを取ろうと、スパを予約していました。日本人にも人気の『センスパ』
日本語を話せるスタッフがいるので、安心です。
わたしたちは、ちょっぴりフンパツして、VIPルームでのペアコースを。
最初は遠慮していた(というか、嫌がっていた)夫を説き伏せ、一緒に受けることにしたのです。
だって、わたしだけゆったりスパだなんて、その間一人ぽっちになる夫のことを思うと・・・・・(優しい妻)

3時間コース。足浴、足裏の角質取り、シャワー&ジャグジー、全身アロママッサージ、フェイシャルマッサージ、肩もみ。
至福のひとときでした・・・・

でもちょっとびっくりしたのが、夫婦でジャグジーに入っていたら、突然部屋のドアが開き、スタッフが。。
冷たいドリンクを持って来てくれたのですが・・突然だもの、あわわ〜〜って感じでした。
でも、そういうのもあたりまえみたい。スタッフは一向に気にしないって感じで淡々としておりました。
スパでは裸でいるのが当然だし、見られるのも見るのも自然なんでしょね。

おかげで、ツルピカになりました♪

スパ天国のベトナムは、旅行の最終日に利用する観光客が多いようです。日本へのフライトが深夜ですからね。

こちらはホテルまでの送迎もしてくれるので、とても便利です。おすすめ。

いろんな角度から写真を撮ったのだけど、
ボケてて、使い物にならず。ざんねん!


ジャグジーに入っているのは、若い妻の方です。


心地よいスパでのひとときもおわり、ソフィテルへと戻ったらチェックアウトです。時刻は夕方6時。
ホテルに荷物を預けて、最後の夕食へと。

日本語メニューあり&おいしい、と噂の『キンバック』へ行きました。
インテリアや雑貨などにこだわったレストランで、オーソドックスなベトナム料理です。

先客で、団体の日本人ツーリスト。そして、しばらくして『センスパ』で見かけた女の子二人連れもご入店。
通されたお部屋は、日本人だらけとなりました(笑)
ちなみに『センスパ』で見かけた女の子二人連れは、その後、空港でも見かけ、
なんと機内では、わたしたちの真後ろでした(笑)


   
とびきり「おいしい!」とは思わなかったけれど、これはいただけない・・と思ったのが
パインセオ。ベトナム名物のひとつ、お好み焼きです。このレストランでも人気メニュー。
でも、、、ごめんなさい。わたしたちには合いませんでした。

最後の晩餐に、もう一度ダラットワイン



ベトナムでは、333とタイガービール、
そして サイゴンビールを飲みましたが、
どれも口に合いました。


 
最後に、お店の前でスタッフの方がピースサイン♪ 写真、ブレブレですみません・・


ちょうどよい時間となりました。


荷物をピックアップした後、

空港へと。




夜のタンソンニャット国際空港は、あいかわらずの人。人。



←これは、おトイレの中に貼られていたもの
おもしろくて、思わずパチリ。



さ、ここからまた、長い空の旅です。
といっても、6時間はまだ余裕ですね。




夜が明けました


23:55にホーチミンを飛び立って、
成田に着いたのが07:55



ラッキーにも、あの、シンガポール航空のA380を見ました!
『総2階建て大型航空機エアバスA380 』

いつか乗ってみたいなあ。



毎度のこと、成田からがまた、長い道のりです。
3時間ほど成田で過ごし、ようやく福岡へと。 自宅へ帰りついたのは、3時前でした。

毎日汗だくになりながらアクティブに動き回ったおかげか、
はたまたベトナム料理がよかったのか、あんなに毎日食べて飲んで、、
それでも体重が減っててびっくり&有頂天♪

おなかいっぱい満腹になっても、ほとんどが野菜系だったりもするし、
香草と一緒にいただくお肉も消化がよかったりで、
きっとそういうのも作用してるのでしょうね。想像だけど。

ベトナムの女性が、みなさんスリムなのも頷ける気が。
まじで、ベトナムに暮らしたら、痩せられるかも・・・


8泊のベトナム旅行。またよい思い出となりました。



では最後に、おまけ。

話は遡って、最初のホテル『マジェスティック』での出来事。

バルコニーの扉がロックされてしまい閉め出された一件はすでにお話済みですが。
実は、その後、同じ事がもう一度・・・

マジェスティック最後の日でした。
夕方のサイゴン川の景色を眺めようと、またバルコニーへ出ました。

あの一件以来、さすがに学習済みですから、バルコニーに出る時は 鍵穴にはティッシュを詰めていました。
それで扉が勝手に閉まることもなく万事オッケーでした。

が、どうしたことか、その時ばかりは、ちょっと違うことをしてしまったのです。
最初に言っておきます、犯人は、わたしです。

ティッシュを取りに行くのがめんどうで、そばにあった新聞紙を使いました。
新聞紙を扉の間に挟み込んでおけばいいだろう、と。

それが間違いでした。

新聞紙より強かった、扉。

風に吹かれて気持ちよく鼻唄なんか飛ばしながら景色を眺めているうち、またもやロックされてしまったのです。


さ、もう部屋に入りましょ。と、扉を開けようとしたときの、夫のさめた一言。

『○○、新聞紙は、だめでしょ・・・』

さすがに、顔が青ざめました。笑って必死にごまかそうとしましたが、ひきつっている顔が自分でもわかりました。

『ティッシュを詰めるように、ってあれほど言ったのに・・・』

はい・・何も返す言葉もありません。


いい加減、ホテルの人間もあきれかえるだろうな・・・
でも、呼ぶしかないもんな・・・

また叫ぶか、「ヘルプっミ〜〜〜!!」


が、下を見下ろすものの、その日に限ってタクシーは一台も待機していない。
あいかわらずの車とバイクの爆音の中、行き交う人も誰も
気づきもしてくれない。


それでも、めげずに叫びつづけました。 夫が。


すると、通りの向こう側で、小さな男の子がこちらに気づいてくれました!!

必死に手を振るわたしたち。そしてお決まりのセリフ ヘルプっミ〜〜〜!!


男の子は、母親(たぶん)の肩を叩き、わたしたちの方を指差して何か言ってます。

母親が、何やらベトナム語で叫びながら、小走りにホテルの中へと向かいました。

そして、、、、また、出て来たホテルマン。 同じ顔だ・・・・

もう、お互い、顔を見合わせ笑うしかありませんでした。

またやっちゃった。。ごめんちゃい。 みたいなわたしたち。
あらら、またアンタたちかい。はいはい、わかったよ〜、みたいなホテルマン。


念のため、夫に確認しました。
今日は部屋のドアにチェーンしてないよね?!  はい、セーフでした。


前回より早く、ホテルマンが到着。

平に謝る夫婦ふたり。
それでも笑顔のホテルマン。

また、チョコを二つ、ベッドに置いて帰っていきました。


よくよく見ると、バルコニーの扉に、英語で注意書きがしてありました。
勝手に閉まってしまうことがあるので気をつけるように、と。
あちゃちゃ・・・・

今頃気づくなんて。


とまぁ、そんなことでした。

二度ある事は、、、、 にならないよう、
マジェスティックをチェックアウトするその瞬間まで、ますますの細心の注意を払ったわたしたち(わたし)なのでした。




実は、気づいてくれた男の子は、売店の子でした。
道端によくある、缶ビールやタバコなどを売っている小さな小さな屋台の売店。

ホテルマンが扉を開けに来てくれるまでの間、その男の子がしきりにアピールしてくるのです。
缶ビールを手に高く高くかざして、「買って!」「買って!」みたいに。

ぬるいビールはいらないので、お礼におこづかいでもあげようと思いました。

ホテルを出て売店に向かうと、待ってましたとばかりに缶ビールを差し出す男の子。
ここはやっぱりお買い物をしてあげる方がいいかな、と思い直し、 缶ビールを買うことにしました。ぬるいけど。
そして、ミネラルウォーターも2本ほど。
男の子と母親は、とてもとても嬉しそうに笑顔をくれました。


ベトナムを去る日の夜、もう一度その売店へ行きました。
ソフィテルからは遠回りだったけど、 最後のお別れにと思って。
毎日出店してるわけではないので、見つけたときはうれしかった♪

男の子の姿はなく、母親だけが店番していました。

わたしたちの姿を見つけると、笑顔で大きく手を振ってくれました。

ほんとにどうもありがとう、おかげで助かった。再三のお礼を伝えると、
今日はどこに泊まるんだ?と。(笑) 

最後に、一緒に写真を撮ってもらいました。

そして、 ベトナムのタバコを一箱と、
ミネラルウォーターを買って、別れました。

とてもいい人でした。


あの男の子に会えなかったのは残念だったけど。。



:::::おわり:::::



番外編で、ショッピングリストをアップします!